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銅材料の利用例

銅は「人類が初めて手にした金属」というぐらい歴史の古い金属ですが、 現在でも私たちは、その優れた特性から、たくさんの銅製品を 目にすることが出来ます。

たとえば皆さんのお財布に入っている10円玉はもちろん
1円玉以外の硬貨にも銅が含まれているって知っていました?

その優れた特性別に利用例を
ご紹介いたします。

まずは最大の特徴ともいえる導電性の良さが挙げられます。
パソコンのリードフレーム、配電盤、電源装置の取り出し口、電気機器の配線に使われています。
当社も銅、黄銅を使った電池 電源の接続部品を長い間作ってきました。
当社の製品を少しご紹介いたします。

接続端子、コネクタ、電極部位、コンデンサ用銅盤、編組線(銅線にスズメッキしたもの)

そのほかの特性を挙げますと・・

装飾用として。
銅は赤、黄銅は黄金色をしていますので装飾用には、もってこいです。
私の実家は大阪の下町で、祭りのだんじりには赤と黄金の豪華な装飾がたくさん付いています。

耐食性の良さから、昔から屋根材料として使用されてきました。、
「太閤さん」こと豊臣秀吉の大阪城の屋根も銅瓦屋根です。
平成の大改修の際、まだ金箔の付いている瓦もあるほどで
選別してそのまま再利用したそうです。
実は銅の耐食性は最近見直されており、需要が高まってきているそうです。

熱伝導が良いことから、クーラーの熱交換器、パソコンなどのヒートパイプ、
家庭用の銅鍋などにも利用されています。

磁性を帯びないことも大きな特徴で、
電気計器の部品、防爆防止用工具などとして使われています。

そして最近注目されているのが銅の「微量金属作用」です。
銅イオンは様々な細菌に対し、抗菌作用、殺菌作用が認められ、
食中毒の原因のO−157にも効果があります。
流し台の排水口のバスケットに銅板を入れていると、ぬめりを防ぐ事ができます。
我が家の台所にも銅の切り板を置いてあります。
塩素系薬品を使うと、配水管をいためたり
水質汚染にもつながりますので、とてもエコロジーです。

この銅イオン、医療関係からも大きな期待を寄せられています。
難病のアルツハイマー病の治療に効果がある事がわかってきたのです。
アルツハイマー病は、正常であればすぐに分解されるタンパク質が
脳に沈着して固まり、神経細胞を侵すのが原因とされていますが、
このタンパク質に銅イオンを混入させると銅とタンパク質のアミノ酸の
一部が結合して、タンパク質の増加を防ぐことが確認されました。
まだ研究段階ですが、早く実用化してほしいですね、


今回いろいろ調べてみて、銅のすごさを改めて感じました。

でも銅は、非常に資源量が少なく、チタン、ジルコニウム、バナジウムよりもまだ少なくて、
希少金属の部類に入ります。

当社もリサイクル活動に力を入れております。
皆さんも大切に銅を使って頂きますようお願い申し上げます。